ヤマサキ胃腸科クリニック

オンライン予約 オンライン予約

コラム

Column
コラム
2026.04.27
がんが気になる方へ

【前立腺がん】前立腺がんの早期発見のために ~PSA検査について~

 

前立腺がんは、近年、日本国内で患者数が急増している病気の一つです。

しかし、早期に発見できれば完治が十分に望めるがんでもあります。当院では、この前立腺がんを早期に見つけるための重要な手段として 「PSA検査」 をお勧めしています。

 

PSA検査とはどのようなものか

PSA(Prostate Specific Antigen:前立腺特異抗原)とは、前立腺から分泌されるタンパク質のことです。このPSAは、血液中にもごくわずかに存在していますが、前立腺がんや前立腺肥大症、前立腺炎などの病気があると、血液中の数値が上昇する性質があります。 PSA検査は、採血を行うだけで、がんの可能性を効率的にスクリーニングできる極めて有用な検査です。

 

 

なぜ早期発見が重要なのか

前立腺がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。排尿障害や残尿感、頻尿などの症状を感じて病院を訪れたときには、すでに進行していることも少なくありません。 一方で、前立腺がんは他のがんと比べても「進行が比較的緩やか」という特徴があります。そのため、検診や人間ドックでPSA値を測定し、数値の異常を早期に捉えることができれば、治療の選択肢が広がり、治癒を目指すことが可能になります。

 

 

PSA値の目安と注意点

一般的に、PSA値が4.0ng/mLを超えると 「異常値」 とされ、精密検査が検討されます。ただし、PSA値は加齢とともに自然に上昇する傾向があり、また前立腺肥大症や前立腺炎など、がん以外の疾患でも高くなることがあります。 そのため、一度の検査で一喜一憂するのではなく、定期的に測定を継続し、数値の推移(PSAの伸び率)を確認することが非常に大切です

 

 

当院で大切にしていること

もしPSA値に異常が見られたとしても、決して過度に心配する必要はありません。当院では、疑いがある場合には、必要に応じて泌尿器科専門の医療機関と連携し、より詳細な検査や診断へとスムーズに繋げられる体制を整えています。

また、検査の結果を単に数値としてお返しするだけでなく、患者様一人ひとりの背景や体調に合わせ、今後どのようなフォローアップが必要かを丁寧にご説明いたします。

 

検査をお勧めしたい方

● 50歳以上の男性

● 40歳以上で、ご家族に前立腺がんになった方がいる

● 最近、おしっこの勢いが弱い、夜間のトイレ回数が増えたなど、排尿に気になる症状がある方

 

前立腺がんは、男性特有のがんとして、検診による早期発見の効果が非常に高い病気です。

仕事やご家庭で忙しい毎日かと思いますが、年に一度の健康診断として、ぜひPSA検査を習慣にしてみませんか。

ご自身の健康を守ることは、ご家族の安心にもつながります。検査のご希望や気になる症状がございましたら、いつでも当院までお気軽にご相談ください。

 

関連する症状情報