胃がん検診:当クリニックの高い評価と実績について

熊本市胃がん検診をご存知でしょうか。
これは、熊本市が市民の健康増進と胃がんの早期発見・早期治療を目的に実施している公的な検診制度です。
熊本市の胃がん検診には、「X線(バリウム)検診」と「内視鏡(胃カメラ)検診」の2種類があります。
令和元年度に開始された内視鏡検診は、その精度の高さや苦痛の少なさから、年度ごとに受診者数が増加しています。
胃がん内視鏡検診の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 熊本市内に住民票がある年度内に50歳以上の偶数年齢になる方 |
| 自己負担金 | 3,000円(バリウム検診は1,000円) |
内視鏡検診の大きなメリット

内視鏡検診は、従来のバリウム検診よりも精密な検査が可能です。
・精密な観察:粘膜のわずかな変化や凹凸を直接ハイビジョンで確認できます。
・早期発見に貢献:その場で組織の一部を採取して詳しく調べる生検ができるため、確定診断までの時間短縮につながります。
質の高さを証明する「画像判定」の実績
内視鏡検診では、その精度を保つため、内視鏡専門医2名による厳格な画像判定が行われています(当院長も定期的に判定委員として参加しております)。
50~60枚程度の内視鏡画像を2人の専門医がチェックし、「早期がんの見落としがないか」、「適切な内視鏡写真が撮影出来ているか」などを評価します。
| 画像判定の評価基準 | 意味 |
|---|---|
| A判定 | 満足できる |
| B判定 | まあ満足できる |
| C判定 | もう一歩の努力が必要 |
| D判定 | 改善が必要 |
【令和5年度 医療機関別実績(一部抜粋)】
・実施医療機関:93施設
・全体平均:A判定(49.4%)、B判定(43.3%)、C判定(7.1%)、D判定(0.2%)
・実施数5件以上であった82施設のうち、A判定70%以上の医療機関はわずか6施設
| 当クリニックの画像判定結果 | |
|---|---|
| A判定 | 77.1% |
| B判定 | 22.9% |
当クリニックの画像判定結果は、A判定77.1%であり、トップ5に入る高い成績を収めました。
この結果は、当クリニックの内視鏡検査が専門医からも高く評価され、質の高さが証明されていることを示しています。
胃がんの早期発見のため、ぜひ当クリニックの検診をご利用ください。