ヤマサキ胃腸科クリニック

オンライン予約 オンライン予約

コラム

Column
コラム
2025.10.23
がんが気になる方へ

胃がん検診:当クリニックの高い評価と実績について

 

熊本市胃がん検診をご存知でしょうか。

これは、熊本市が市民の健康増進と胃がんの早期発見・早期治療を目的に実施している公的な検診制度です。

熊本市の胃がん検診には、「X線(バリウム)検診」と「内視鏡(胃カメラ)検診」の2種類があります。

 

令和元年度に開始された内視鏡検診は、その精度の高さや苦痛の少なさから、年度ごとに受診者数が増加しています。

 

胃がん内視鏡検診の概要

項目 内容
対象者 熊本市内に住民票がある年度内に50歳以上の偶数年齢になる方
自己負担金 3,000円(バリウム検診は1,000円)

 

 

内視鏡検診の大きなメリット

 

内視鏡検診は、従来のバリウム検診よりも精密な検査が可能です。

精密な観察:粘膜のわずかな変化や凹凸を直接ハイビジョンで確認できます。

早期発見に貢献:その場で組織の一部を採取して詳しく調べる生検ができるため、確定診断までの時間短縮につながります。

 

質の高さを証明する「画像判定」の実績

内視鏡検診では、その精度を保つため、内視鏡専門医2名による厳格な画像判定が行われています(当院長も定期的に判定委員として参加しております)。

50~60枚程度の内視鏡画像を2人の専門医がチェックし、「早期がんの見落としがないか」、「適切な内視鏡写真が撮影出来ているか」などを評価します。

 

画像判定の評価基準 意味
A判定 満足できる
B判定 まあ満足できる
C判定 もう一歩の努力が必要
D判定 改善が必要

 

 

【令和5年度 医療機関別実績(一部抜粋)】

・実施医療機関:93施設

・全体平均:A判定(49.4%)、B判定(43.3%)、C判定(7.1%)、D判定(0.2%)

・実施数5件以上であった82施設のうち、A判定70%以上の医療機関はわずか6施設

 

当クリニックの画像判定結果  
A判定 77.1%
B判定 22.9%

 

当クリニックの画像判定結果は、A判定77.1%であり、トップ5に入る高い成績を収めました。

この結果は、当クリニックの内視鏡検査が専門医からも高く評価され、質の高さが証明されていることを示しています。

胃がんの早期発見のため、ぜひ当クリニックの検診をご利用ください。

関連する症状情報